アジア最大のカジノ展、マカオで開幕=セガサミーなど日系企業も複数出展

アジア最大のカジノ展、マカオで開幕=セガサミーなど日系企業も複数出展

アジア最大のカジノ展、マカオで開幕=セガサミーなど日系企業も複数出展

アジア最大のカジノ展「グローバル・ゲーミング・エキスポ・アジア2015」(G2Eアジア2015)が19日、マカオのザ・ベネチアン・マカオで開幕した。日系企業など160社以上が出展し、会期は3日間。電子テーブルゲームなど最新カジノ機器をはじめ、周辺産業・サービスなどが紹介された。
 G2Eは、米ラスベガスで毎年開催されているカジノ・娯楽業界の展示会。マカオで2007年に誕生したG2Eアジアは、近隣の国はもとより、世界各国から関係者が訪れ、最新情報の入手や交流する場となっている。その規模は年々拡大し、昨年は約8000人が来場した。
 日系企業は、セガサミークリエイションやコナミゲーミング、アルゼゲーミングなどが出展。会場内でも屈指のエリアを構えるセガサミーは、アジア地域で人気の高いテーブルゲームを電子化した「シックボー・ボーナス・ジャックポット」「エキサイティング・バカラ」の2機種を展示した。ゲームに参加できる席も数多く用意され、大勢の来場者でにぎわった。
 同社の小口久雄社長は、製品開発について、「エンターテインメント性と日本流のおもてなしがキーワード」と解説。「ゲームのセガ、パチンコ・パチスロのサミーで培われた技術的な知識、ゲーム心の感性の上に物を作っているので、絶対に他社よりも楽しく遊べる」とアピールした。
 コナミはG2Eアジアの開催当初より毎年出展しており、最新のビデオスロットマシンなど29台をブースに展開。アルゼも同様、当初より参加し、今回は主力のビデオスロットマシンのほか、プロジェクションマッピングを活用した最新の電子ルーレットも公開した。
 このほかのブースには、アジア市場をターゲットにした製品が多数展示され、中国をイメージしたアイテムやキャラクターが多くあしらわれていた。

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